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仕事に向き不向きはある。しかし、判断は実際にやってからしか不可能。
「今の仕事向いてない・・・」と思っているあなた!安心して下さい(^-^)
「向き不向きなんてない。努力が足りないだけ!」なんて事が言われたりしますが、実際「向き不向き」はあります。
何年かやっても「全然できない」「分からない」というのなら、もしかしたら向いていないのかもしれません。他の仕事に目を向けてみてもよいかもしれません。ただ、「もっと挑戦したい!」と少しでも感じているのなら、徹底的にやった方が良いでしょう。
では「今の仕事が向いていない・・・」と感じた時、新しい仕事・未経験の仕事はどのように選んでいけばよいのでしょうか。
新しく仕事を探す時って「勝手な思い込み」と「これまでの経験」で判断してしまいがちです。「人と関わる仕事は楽しい事も多いけど、ストレスも多い」「もの作りの仕事はやりがいはあるけど、残業が多い」「営業の仕事は稼げるけど、精神的にきつい」など。確かにある程度想像できるところもあるとは思いますが、それは表面上の事でしかありません。あえてきつすぎそうなところに飛び込む必要はないと思いますが、会社の仕組みはそれぞれ違いますし、そこで働く人も違います。働き方自体が変わります。
やっぱり実際に働いてみる事が必要なのです。
実際に働いてみた私の話をします。2つ目の会社は番組制作で地域に貢献できる仕事でした。非常にやりがいがありましたが、ある事情でやめてしまうのですが、(※詳細はプロフィール参照)「地域に貢献できる」という事は仕事が続けられた大きな要因でした。その後「地域に貢献したい」という事で、ライフラインの「水道工事」の仕事に就きます。しかし、実際やってみると「地域貢献」なんていうのはほぼ感じられず、働いている人もそんな事を感じている様子は全くありませんでした。私にとっては、直接地域の人と関わって、「届ける」とか「感謝の言葉をもらう」とか、そんな事が大切だったのです。「自分が感じていた地域貢献」を感じられない仕事は正直苦痛でした。結果、他の理由もありましたが、2ヶ月で退職しました。
この話は「これまでのスキル」ではなく「これまでのやりがい」で、次の職場を見つけた時に起きた合わなかったパターンです。水道の仕事をやる前は、「地域貢献できるし、仕事も早く終わるし、休みもしっかり取れるし、給料もそこそこもらえるし、体力仕事だってできないわけじゃないし、大丈夫でしょ!」とウキウキしていました。その後の結果は、上記の通りです。仕事は実際やってみないと分かりません。
分析がよくできる人は、実際に仕事についた時の事も相当に想像ができるのでしょうが、それでもやっぱり向いているか向いていないかは、働いてみないと分かりません。これは断言させて頂きます。
ある程度考えたら、とりあえず仕事現場に行こう!見学か体験を。
会社に興味が持てて、自分なりにある程度分析できたら、飛び込んでしまいましょう!
応募・面接、ちゃっちゃと済ませちゃいましょう。前進するにはそれしかありません。
合格を貰ってもすぐ決めてしまうのではなく、「見学」や「体験」をさせてもらいましょう。(※「見学・体験」は会社によっては応募前からできる場合もあります)
「見学・体験」では当然会社の全ては分かりませんが、雰囲気は掴めます。自分の好きな雰囲気ってあると思います。もし「見学・体験」が可能ならば、「自然体の自分で」好きな雰囲気か嫌いな雰囲気かを判断して下さい。
この段階で「苦手なタイプの人がいるな。でもちょっとくらい我慢が必要だよな・・・」とか「この仕事ものすごく大変そう。でも仕事なんだからしょうがないよな・・・」など、不快な気持ちになる事があるのなら、その会社に入るのはやめた方がいいです。あとで必ず気になった要素が顔を出します。「金がないから早く稼がないと!」と思ったとしても、やめた方がいいです。仕事は続かないと意味が無いからです。仕切りなおして、次の会社を探しましょう。新しい職場を決めようとしているのに、わざわざ不安要素を取り込む必要はありません(^-^)
仕事現場に実際に足を運ぶ事ができれば、向き不向きの判断材料が少しだけですが持てます。これがめちゃくちゃ重要なのです。
職場を決める前には「必ず!」見学か体験をさせてもらって下さい!
自分が納得いくまで話を聞いて下さい!
確実に、良い判断材料になります。
ものすごく重要なので、もう一度言っておきます。
職場を決める前には「必ず!」見学か体験をさせてもらって下さい!
とにかく動けば適性がみえてくる。「気晴らし」にも適性のヒントが!
興味のある会社を見つけたら、「分析」「応募」「面接」「見学」「体験」を繰り返して「仕事現場の情報」を集めつつ、これまで生きてきた中で、「充実感を得た感覚を思い出す作業(※マインドマップなど使用)」をしていき、「自分は〇〇をしている時が心地良い」「〇〇した時が嬉しい」などを、ノートやパソコンにまとめていきます。この工程をしっかり行うことで、新しい仕事とのミスマッチが減ります。想像ではなく、「実際に行動」する事で、判断材料となる重要な情報が集まる上、努力して集めた情報からだと、自信をもって判断する事ができます。
転職活動はかなり体力がいるので、疲れたら無理せず休憩しましょう。
気晴らしをすると思いますが、気晴らしにも適性のヒントが隠れています。
例えば、ゲームをしたり、絵を書いたり、本を読んだり、一人で取り組む事で気分を落ち着かせるのなら、あなたは一人で作業する事に適性があるかもしれません。自由な時間にわざわざ一人で過ごしているわけですから。友人や家族と食事に行ったり、遊びに行ったりする方は、人と話す事に適性があるかもしれません。自分が心地良いと思う事の中に自分の適正が隠れています。「意識」してみて下さい。
ちなみに私は、これまでの経験の中から「人と話すこと」「作ること」「室内での仕事」に適性がある事に気づきました。そして、今の職場(福祉施設)に決めるまでに、6社から説明を受け、4社見学させてもらい、3社1日体験をさせてもらいました。この他、働く人や環境・待遇などを比較する表を作り、どれが一番自分の望みに合うのかを判断しました。そして勤め始めて今3年目です。大体予想通りの生活ができています。
とにかく行動していけば、「向いているもの」「向いていないもの」「自分の適性」が嫌でも分かってきます。行動あるのみです!
就職・入社。向き不向きの判断期間は「3ヶ月」くらい。
見事会社に合格できたあなた。おめでとうございます。しかし転職はこれで終わりではありません。仕事はこれから始まるのです。大体どこの会社でも「試用期間」という仕事のお試し期間があります。3ヶ月~6ヶ月が多いと思います。試用期間の間はまずは一日一日一生懸命働きましょう。一生懸命働かないと、その仕事が自分に本当に合っているのか分からないからです。
3ヶ月くらい勤めると、会社の雰囲気や職場の人、人間関係、仕事の進め方、勤めながらの生活など、そして、自分の仕事への適正がなんとなく分かってきます。この段階で「耐えられない!」と思うような事がないのなら、その仕事は続けられる可能性があります。とりあえず一安心ですね(^-^)
逆に「この仕事はきつい・・・」と思うなら辞めましょう。その為の試用期間です。自分の為にも、会社の為にもその選択がベストです。別に1週間で辞めたっていいです。重要なのは「自分に合うか」の見極めです。正直に「自分にはこの仕事は向いていません。」と伝えて、その場を去りましょう。会社への配慮はあった方が、お互い気持ちが良いです。
駄目だったとしても、この経験から「自分に合わない事」が分かります。
体感したので確信できます。その確信を持って、次の仕事を探していきましょう。
どんどん自分に合う仕事に確実に近づいていきます。良かったですね(^-^)
最後に
とにかく仕事はやってみないと分かりません。想像やおかしな思い込みをしているだけでは、一切前に進めません。できるところから確実に取り掛かっていきましょう。行動していけば嫌でも自分の事が分かってきます。本当に本当です。行動し続けていれば、自分に合う仕事には必ず出会えます。安心して下さい(^-^)